知って得する障害年金

わかりにくい障害年金についてわかりやすく説明します

双極性障害で障害基礎年金2級を取得、年額78万円、5年遡及で429万円を受給できたケース

双極性障害で障害基礎年金2級を取得、年額78万円、5年遡及で429万円を受給できたケース

女性(40代) 主婦

傷病名:双極性障害

居住地:横浜市

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

受給額:年額78万円、遡及額429万円

相談時の相談者様の状況

就職活動に失敗し、不眠や過食嘔吐、自殺願望等を認めるようになり病院を受診しました。その後、地元で就職することに伴い転院したところ神経症と診断され薬物療法を行ないましたが症状は非常に不安定であり、不眠、自殺願望等が認められました。結婚を機に転院しましたが、日常生活は成り立たず、結婚当初より夫の援助を必要とする状況でした。

一向に症状は改善せず気分が上向かない状態が続いたので、近医を受診し薬物療法とカウンセリングによる治療を行ないました。医師より双極性障害の可能性を言い渡され、処方薬変更となりました。現在でも状態は改善しておらず、うつ状態の日がほとんどで1日中横になって過ごすことが多く、日常的な家事は全て家族の援助が必須となっている。

 相談から請求までのサポート

 弊社HPをご覧になり、御主人が電話でご相談されました。初診は学生時代で国民年金でしたが、定期的に受診をしていたという事でしたのでカルテが残っていれば遡及請求が可能だとお伝えしました。

 結果

障害基礎年金2級を取得、年額78万円、5年遡及で429万円を受給することができました。

うつ病で障害厚生年金3級を取得、年額115万円を受給できたケース

うつ病障害厚生年金3級を取得、年額115万円を受給できたケース

 

男性(50代) 無職

傷病名:うつ病

居住地:横浜市

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

受給額:年額115万円 

相談時の相談者様の状況

 闘病中の実母が亡くなり、精神的に大きなショックを受けていたところ、義父も認知症やガンを患い、介護や通院等のサポートを担うことになりました。その心労からか不眠になり、仕事の大きなミスを機に抑うつ傾向が強まったため、クリニックを受診しました。夜眠れないこと、食欲がないこと、毎日不安なこと等を相談したところ、専門病院への受診を勧められ、大きな病院へ紹介状を書いてもらいました。ここで受診したところうつ病と診断され、薬物療法を受けています。

受診後直ぐに療養の指示を受け、就労を継続することは困難な状態となった為、退職になりました。退職後は自宅に閉じこもった生活を送っており、社会復帰の目途も経たないため、経済的な不安を感じお電話をしてこられました。

 

相談から請求までのサポート

 弊社HPをご覧になり電話にてご相談となりました。初診は厚生年金で現在就労不能という事なので何らかの等級には該当する可能性が高いとお話ししたところご依頼となりました。

 

結果

障害厚生年金3級を取得、年額115万円を受給することができました。

脳幹部出血による肢体障害で障害厚生年金2級を取得、年額260万円、遡及で196万円を受給できたケース

脳幹部出血による肢体障害で障害厚生年金2級を取得、年額260万円、遡及で196万円を受給できたケース

 

男性(60代) 無職

傷病名:脳幹部出血

居住地:横浜市

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

受給額:年額260万円 遡及額196万円

相談時の相談者様の状況

めまい、舌、手指のしびれを自覚しホームドクターを受診しましたが、右顔面の痺れ、ふらつき、複視が認められた為、近医病院を紹介されました。脳のMRIとCT検査の結果、ここでは治療できないとのことで大きな病院へ救急搬送され入院となりました。脳幹脳出血の診断で絶対安静を言い渡されました。血圧を下げる治療を受け、ICUで一夜を明かしました。

右半身全体にしびれ、複視、両手・両足の失調を自覚しました。また滑舌が極端に悪くなりました。ここで3日間ほどリハビリを行なった後、リハビリテーション病院に転院しました。退院後は別の総合病院にて経過観察することとなりました。

一旦は仕事に復帰しましたが、勤務可能な状況とはならず退職となり自宅で療養中です。現在、右手失調がひどくなってきており、日常生活では家族の援助が不可欠な状況となっている。

 相談から請求までのサポート

 弊社HPをご覧になりお電話を頂きました。外出は難しいとのことで電話にてご相談となりました。日常生活状況を詳細にヒアリングしたところ受給可能性が高いと判断しその旨お話しさせていただいたところご依頼となりました。

結果

提出から1か月程で決定がおり、障害厚生年金2級を取得、年額260万円、遡及で196万円を受給することができました。

糖尿病が原因の慢性腎不全による人工透析と下肢切断との併合認定で障害基礎年金1級を取得、年間98万円を受給できたケース

糖尿病が原因の慢性腎不全による人工透析と下肢切断との併合認定で障害基礎年金1級を取得、年間98万円を受給できたケース

 

男性(50代) 無職

傷病名:慢性腎不全 下肢切断

居住地:横浜市

決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級

年間受給額:98万円

相談時の相談者様の状況

健康診断で耐糖能異常の指摘を受けていましたが、仕事が休みにくかったことや自覚症状がないため受診していませんでした。やがて下肢の浮腫みを自覚し、近くの内科を受診しました。糖尿病性腎症ネフローゼ症候群の疑いで加療開始しましたが、糖尿病性足壊疽も合併し、精査加療のため共済病院を紹介されました。糖尿病性足潰瘍で加療しましたが、左5趾壊疽により足趾を切断しました。術後は炎症を複数回繰り返し、壊疽の範囲も拡大したため、右膝下切断に至りました。

併診していた腎臓内科で外来通院していましたが腎症が進行し、浮腫が増悪したため、腎不全管理および内シャント造設を目的に入院しました。翌月血液透析導入となりました。透析のフォロー先として近医を紹介されました。ここで透析及び右膝下切断後のフォローを受けています。

相談から請求までのサポート

複数の傷病で障害等級が決定すると、決定した等級が上がる場合があります。御相談者様の場合、糖尿病が原因で人工透析になり、また糖尿病性壊死で左足を膝下から切断していました。前者の場合障害等級2級、後者の場合も障害等級2級に該当いたします。この場合、障害等級1級に認めてもらえます。これを併合認定と言います。傷病や等級で色々なパターンがありますので、こちらはご相談ください。

結果

障害基礎年金1級を取得、年額98万円を受給できました。

統合失調症で障害基礎年金1級を取得、年間98万円を受給できたケース

統合失調症で障害基礎年金1級を取得、年間98万円を受給できたケース

男性(50代) 無職

傷病名:統合失調症

居住地:横浜市

決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級
年間受給額:98万円

相談時の相談者様の状況

 高校生の時、異常行動を学校から指摘され、掛かり付け医を受診しました。様々な精神薬を試しましたが改善は見られませんでした。
 専門医が近くにできたため受診したところ、精神分裂症と診断され薬物療法を受けました。夜中によく家の中をウロウロ歩き回り、特に繁華街を歩く行為が大好きで、家族に隠れて黙って出かけることも多い状態でした。病状は徐々に悪化し、無気力な症状や、何を聞いても応えない状況が増えました。睡眠薬を強いものに変更してもらいましたが、服薬を忘れると昼夜逆転することもありました。何に対しても意欲が全く見られず、就労させようとPCを教えたこともありましたが、作業が継続できず、また文章を理解できませんでした。コミュニケーションが困難な状態も続いており、特に春先になると意思疎通が不可能になる状態でした。頭を抱えじっとし、自身の世界に閉じこもっていることがあり、金銭管理ができないため、必要な金額だけ受け取っています。両親とも高齢の為サポートも厳しくなっており、その様な状態をご心配されたお兄様からお問い合わせがありました。

 相談から請求までのサポート

御本人は遠隔地でご両親と暮らしていたので、お兄様夫婦が代理でご相談に来られました。いろいろお話をお伺いしたところ該当しそうだというお話をさせて頂いたところご依頼となりました。初診は高校生の時で、30年程前なのでカルテは残っていませんでした。しかし現在の主治医が当時の担当医でしたので、主治医に第三者証明を書いて頂き初診の証明といたしました

l  結果

障害基礎年金1級を取得、年額98万円を受給できました。

妄想型統合失調症で障害基礎年金2級を取得、年額78万円、遡及で189万円を受給できたケース

受給事例のご紹介

妄想型統合失調症で障害基礎年金2級を取得、年額78万円、遡及で189万円を受給できたケース

女性(20代) アルバイト
傷病名:妄想型統合失調症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額78万円、遡及額189万円


相談時の相談者様の状況

 都内の大学に在学していましたが、夢であったアルバイトに採用されたため、1年間の契約で仕事をすることになり休学しました。アルバイト先へ引っ越し、一人暮らしを始めましたが、新しい職場での人間関係に悩んでいました。学校から復学を要請されたため復学することになり仕事をしながら月に1,2回程度大学へ通学していましたが、朝が起きられず遅刻するため職場で頻繁に叱責され、上司がえこひいきばかりする、同僚に虐められている気がする、私物を盗まれた気がする等を思い込むようになりました。周囲の生活音が気になり、一度疲れると一日中寝て起き上がれない状態となり、自宅近くの内科医院を受診したところ自律神経失調症と診断されました。朝起きて動けず、眩暈、動悸、胃痛、便秘、浮腫み、不安、不眠があり薬を処方されました。

 同時期に他のメディカルクリニックを受診して漢方薬の処方を受けていたため、内科医院は2~3回受診して終了しました。このメディカルクリニックの皮膚科にニキビの治療のため通院していましたが、内科医院で神経症に対する薬の処方を受けたことを相談したところ、漢方内科を受診することになりました。月に1回程度受診し漢方薬を処方してもらっていました。

 翌年、仕事を辞めて実家に戻る事となりメディカルクリニックの受診を終了しました。実家に戻ると直ぐにサッカーチームのチアリーダーのアルバイトを始め、大学に通いながら週2~3日仕事をしていましたが頻繁に職場で対人トラブルを起こしていました。帰宅すると誰かがついてくると泣き出すことがありました。家族の持ち物を捨てたり、財布からお金を持ち出したり、包丁を両手に持って怒ることがありました。このような症状に対する父親の理解がないことで父親に対する憎悪が高まるようになりました。母親が包丁を隠した為、大工道具を自室に持ち込み、父親が立ち入った場合には殺すと暴言を吐いたり、スーツを着た人を見ると父親に雇われたスパイではないかと思い込むようになりました。夜中に大声で叫び、部屋の壁やドアを壊したりしました。

 

 仕事、学校等の約束事に遅れたり、父親への憎悪が治まらず、自分で110番通報をしたことが2回ありました。両親が精神科の受診を検討し知人から評判を聞いたメンタルの病院へ相談したところ受診を勧められましたが、拒否していたため直ぐに受診ができませんでした。その後、自宅で暴れ大工道具まで持ち出したため、家族が119番及び110番通報し警察署から強制措置入院することになり、約1カ月入院しました。      

 その後も父親への憎悪があり、家庭内では壁を叩くなど暴力や暴言も止まらず、家族は怯えて時間をずらしながら生活を送っていました。

 大学卒業後は野球チームのチアリーダーの仕事を月に数日程度していましたが、チアのメンバーとも度々対人トラブルを起こし辞めることになりました。父親との関係も改善せず、同居することが困難となったため、やむを得ず一人暮らしを始めることになりました。医師からは無理をせずにゆっくりと過ごすようにと指示され、薬もきちんと服用するように言われましたが、処方通りの服用ができず注射により投薬を受けています。契約社員等で2週間~数か月程度の仕事をすることもありましたが、途中から体調が悪くて出勤ができなくなり、欠勤が続いたまま終了することが多い状況です。そのため収入は安定せず不安感が強まっているため障害年金の請求に至りました。

 

相談から請求までのサポート

 初診は4年程前でしたのでカルテ廃棄はされていませんでした。御本人の申立て通りの初診の内科医で受証を取りましたが、前医を匂わせる記述があった為、再度受証を取り直すなどしたため若干時間がかかってしまいました。後は手続き的には何も問題はありませんでした。

 できあがってきた診断書を拝見したところ、2級相当レベルに仕上がってきましたが、長続きしないとはいえアルバイトをしていましたので、ここをどう評価されるか心配でした。

 

結果

障害基礎年金2級が決定し、年額78万円、遡及で189万円を受給することができました。

糖尿病による目の障害で障害基礎年金1級を取得、年間97万円を受給できたケース

受給事例のご紹介

糖尿病による目の障害で障害基礎年金1級を取得、年間97万円を受給できたケース

 

男性(50代) 無職
傷病名:糖尿病
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級
受給額:年間97万円

相談時の相談者様の状況

 左足親指に腫瘍ができ始めましたが治る気配が無い為皮膚科を受診しました。検査の結果糖尿病と診断された為、糖尿病内科を併診することとなりました。血糖コントロール目的に入院し、眼科も受診しましたが、検査にて右目は瞳孔閉鎖、左目は網膜剥離、そして両目は増殖性糖尿病網膜症、牽引性全剥離が認められました。血糖コントロールが安定した為退院し、その後は通院と処方を継続していました。
 翌年、眼科を受診したところ大きな病院の眼科を紹介され受診しました。検査の結果右眼は手術ができない状態で、左眼のみ硝子体手術を受けました。この後通院を続けていましたが視力は回復せず失明状態となりました。
 現在、日常生活は完全介護が必要な状態で、お姉様が弟の将来を心配され相談に来られました。

 相談から請求までのサポート

 初診は高校生でしたので、二十歳前障害になります。しかしすでに25年以上前なのでカルテは残っていませんでした。しかし二十歳前障害の場合は、二十歳前に受診した記録がどこかにあれば問題ありません。色々資料を確認してみますと医療の公費補助を受けるための診断書のコピーが残っていました。ここには初診の病院名と受診した年月がかかれていましたのでこちらを初診の資料として提出致しました。

 

結果

障害基礎年金1級を取得、年間97万円を受給できました。